(在日難民との共生ネットワーク)
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● 2/23西日本入管一斉面会
2010年2月23日 at 西日本入国管理センター(大阪府茨木市)

  呼びかけ  申し入れ

 ・西日本入管センターに収容されている方の仮放免を求める署名にご協力を!
     第3次署名が開始されています!


 ・12/22西日本入管一斉面会

 ・2/21西日本入管の長期収容を許すな! 茨木市民集会 及びデモ



2月21日の集会時にようやく一斉面会の呼び掛けができ、急なアクションと平日にもかかわらず、10名が参加しました。RAFIQからは3名が参加し、RAFIQに問い合わせてこられた人も1人参加されました。
2月21日の集会に参加された方もあり、遠く九州や東京からの参加もありました。
一斉面会では、収容状態や収容者の体調面を基本に聞き取りをしました。

申し入れでは、12月22日の申し入れと同様、長期収容で体調が悪化している人を中心に仮放免を要請し、仮放免許可しなければ医療面の充実と透明性のある医療システムへの転換を迫りました。
体調の悪化により危険な状態にまま放置せしめた時は入管、及び入管医の刑事責任を問うと今回初めて言明しました。
また、同時に2月21日に締め切った「長期収容者の仮放免を求める署名」 924筆 を提出し、12月に提出した分と合わせて 1664筆 提出したことになります。ご協力いただいた皆様、ありがとうございます。
今後の対応としては、署名を引き続き行うことになりましたので、より一層のご協力をお願いします。

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● 申し入れ

申し入れ書
入国者収容所西日本入国管理センター所長 殿




 私達は、昨年12月22日、長期収容者の仮放免を求めて申し入れをした。しかし、その後においても収容継続は体調面において危険と思われる被収容者に対してさえ仮放免申請を不許可にしている。仮放免不許可に際し、貴センターは、総合的に判断して不許可にしたこと、及び医師も収容継続に問題ないと判断していると説明している。しかし、私たち支援者は、2005年4月15日、貴センターで高血圧症であったベトナム人男性が脳内出血で倒れ、搬送先病院で死亡した事件を防ぐことができなかった苦い経験がある。「二度と同じような犠牲者を出させない」これが支援者の立場である。長期収容によって、被収容者の体調不良者の増大と体調不良の深刻化が進行している。それゆえ貴センターが、医務室医師の所見、診断を盾に、収容継続を正当であるというなら、私達は診療室医師の責任も問題にせざるを得ない。

 以下事例は、極めて深刻な事例であり、即刻仮放免するよう求める。

事例1
 パキスタン人Aさん(男性)
 パキスタン人男性は、収容1年半を越えている難民申請者である。同人は貴センター医務室医師により、高血圧症、狭心症、腰痛症、神経痛、皮膚炎症、不眠症等と診断されている。同人は、何度も仮放免申請をしたが不許可になった。同人は、12月末、卒倒し4日間気を失い、外部病院に搬送され入院治療をした。今年、2月17日に面会した支援者に、同人は、今年になってから血圧が急激に高くなり、この約2ヶ月間、最大血圧値が180〜200を越えていること、及び右半身が痺れる、心臓に痛みがあり、そのとき心臓が止まりそうな危機感を覚えると訴えている。同人の血圧計測記録(*1)によると、今年1月5日から最大血圧値が180を常に超えており、200を超えているときもある。血圧値からすると同人は重症高血圧であり、適切な診療をしないと心停止や脳内出血で死亡する可能性があり、このまま収容所に拘禁し続けることは極めて危険である。
 全ての高血圧患者には非薬物療法、すなわち生活習慣の是正を奨励するが、世界保健機構(WHO)、国際高血圧学会(ISH)では共通して各患者の血圧値だけではなく心血管系疾患の危険因子、合併症の内容から危険度を評価し、その評価に従って薬物療法の開始時期を早め、さらに厳重に管理するという基本方針を打ち出している。
 
WHOの高血圧治療のガイドライン(99年作成)によれば血圧値の分類に従って以下のように症状を分類している。
分類 最大(収縮期)血圧 最小(拡張期)血圧
至適血圧 120未満 かつ 80未満
正常血圧 130未満 かつ 85未満
正常高値血圧 130〜139 または 85〜89
軽症高血圧 140〜159 または 90〜99
中等症高血圧 160〜179 または 100〜109
重症高血圧 180以上 または 110以上
収縮期高血圧 140以上 かつ 90未満
 貴センターの医務室診療所の昨年までの資料「経過・処方及び措置」によれば、同人は軽症高血圧の部類に入るが、高血圧症の改善は見られない。改善されないどころか、今年1月から最大血圧値が常に180を超え(ちなみに最低血圧値は110〜120)、重症高血圧へと症状は進行している。高血圧症とは、高い血圧が持続して心血管系統に慢性の圧負荷が加わることにより、主要臓器(脳、心、腎臓)や血管系に障害をもたらす疾患である。高血圧は脳血管疾患、心疾患の成因となる動脈硬化症の代表的な危険因子である。動脈硬化症が原因となってもたらされる脳卒中や心筋梗塞といった生命に関わる疾患の発症を防ぐため、高血圧治療は非常に重要である。このような高血圧治療の重要性について、貴センター医師は十分な知識と認識を持っているはずである。
 同人に十分な治療を行うためには、薬物治療のみならず脂肪や塩分を抑え、カロリー計算された食物の摂取、かつ減量を目的とした適度な運動をさせるといった、生活習慣の改善をする事が必要不可欠である。食事に関しては、減塩(1日7g以下)、低コレステロールで、栄養値計算が適切にされ、かつ最低限食欲を減退させないよう申請者の嗜好も考えあわせた食事の摂取が必要である。
 また治療開始後、定期的に血圧測定や血液検査などを行い、治療により実際に血圧値、症状等が適切に改善されていっているのかどうか、また改善されていないのであればさらに治療薬の種類・量の増加、食事・生活習慣の内容を見直しフォローしていくことが必要である。
 しかしながら、現在貴センター施設内においては、特にこのような生活習慣の改善は全く不十分であると言わざるをえないまして狭心症発作や脳内出血等の緊急事態に対する医療アクセスの不備からも収容継続は、極めて危険である。このような不十分な医療体制・生活条件下に長期にわたって同人を放置することは著しく生命倫理に反し、人間の尊厳を軽視するものである。まして最近の重症高血圧を承知で収容し続け、死亡や後遺症障害が残る事態を招いたなら貴センター所長及び医師の刑事責任は免れない。
 さらに同人は高血圧症、狭心症以外に腰痛症、神経痛、不眠症、皮膚炎等を罹病しており、このような病人を収容し続けるべきではない。

事例2
 パキスタン人Sさんは、収容期間が約1年となっている。同人は、昨年12月に入ってから急激に痩せ、昨年12月2日には73.5キロあった体重が、2010年2月8日には63.7キロとなった。うつ病と診断され、昨年12月頃から食欲不振により十分な栄養を摂取できず、体重は激減している。さらに昨年11月頃から発熱が続いている。支援者が2009年10月末に面会した際は、たまに意識を失うことがあるものの面会中は自分の不安や状況をはっきり話せていた。しかし、2010年1月初めに面会したところ、同人は自力歩行できず貴センター職員に車イスで運ばれて面会室までやってきた。やせ細り、衰弱した同人を見て、面会した支援者は同名の別人と思い込んでしまったほどの変わりようであった。しかも貴センターは、うつ病治療、原因不明の発熱に対する十分な検査と治療、自力歩行が困難になっている足の診療を怠り、今年2月10日頃、同人の仮放免申請を不許可にした。外部病院で受診した際の診断書によるとうつ病であり、また原因不明の発熱の遷延、食欲不振が認められるとある。
  1. うつ病がひどくなった昨年末から貴センター支給の食事を摂取ができなくなり(貴センターが支給する食事は、牛乳以外吐いてしまう)、体重が激減した。このままでは栄養失調となり、ますます衰弱し、命に関わる事態を招くことは明らかであるが、貴センター医務室医師は、これに対し、適切な措置を行っていない。
  2. 貴センター医務室医師は、2ヶ月以上続く発熱の遷延について原因の究明を怠り、対処療法しか行っていない。
  3. 本人が症状を何度訴えても、貴センター医務室医師は両膝の痛み、痺れに対する原因究明を行おうとせず、一切治療を行っていない。
 貴センター総務課のN係長は、同人の仮放免不許可に対し、「医師も判断している」と述べているが、上記三点からして誠意ある診療をしているとは到底言えない。

事例3
 中国人女性の事例
 同女性はもともと子宮に病気を抱え、収容されてからも何度か外部受診している。昨年11月に外部受診をした際、診断結果を入管職員から教えてもらえず、非常に不安を抱いていた。そして1月同じ病院で受診した際、担当医師は入管職員に対し、本人には診断結果を知らせないままいまだに収容していたことに激怒した。なぜなら外部病院の産婦人科の医師は、このまま治療を受けずに収容が続けば、もう二度と妊娠できない体になってしまう可能性があるという診断をしていたからである。しかし、医者からの厳重注意を受けたにも関わらず、同行した職員は黙っているだけであった。
 女性の一生を左右するともいえる能力を、長期収容で無慈悲に奪うようなことは絶対にさせてはならない。
 貴センターは、同中国人女性を仮放免したが、仮放免したのは、支援者が同中国人女性の収容・診療問題を問題にしてからであり、また仮放免に至る経緯の事実から貴センターの診療は、杜撰で誠意のない診療であることは明らかである。
 その他にウガンダ人女性は、貴センター収容時から何ヶ月も子宮からの不正出血が続き、発熱も続いている。同女性は、貧血と思われるが何度も倒れ、単独房に収容されている。同ウガンダ人女性に対しても適切な診療が行われていない。

2010.2.23

入管問題かんさい支援ネットワーク
 (構成団体)
 RAFIQ(在日難民との共生ネットワーク)
 西日本入管センターを考える会
 アムネスティ・インターナショナル大阪難民チーム
 日中友好雄鷹会大阪府本部
 TRY(外国人労働者・難民と共に歩む会)
 日本ビルマ救援センター

(*1) 本人による記録コピーを添付して入管に提出しました。

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● 2/23西日本入管一斉面会のお知らせ

 日時:2010年2月23日(火)12:30 集合
 場所:西日本入管センター  略図、アクセス
   大阪府茨木市郡山1-11-1
   アクセスが分からない方は、RAFIQまでご連絡ください。
※ 一斉面会に参加される方は、身分証明になるようなもの
(運転免許証、健康保険証、学生証など:社員証などは不可のようです)
をご用意ください。

当日参加できないが、ぜひ抗議したい方はこちら
 西日本入管センター 072-641-8152
              072-640-2454(FAX)
  間違い電話・FAXにご注意ください。

  
チラシ (pdfファイル)

主催:入管問題かんさい支援ネットワーク
 構成団体:RAFIQ(在日難民との共生ネットワーク)
    (社)アムネスティ・インターナショナル大阪難民チーム
    WITH(西日本入管センターを考える会)
    TRY(外国人労働者・難民と共に歩む会)
    日中友好雄鷹会大阪府本部
    日本ビルマ救援センター
  連絡先:  RAFIQ 〒569-0078 大阪府高槻市大手町6-24
          rafiqtomodati@yahoo.co.jp  FAX:072-684-0231

  2009年夏ごろから、西日本入管センター(大阪府茨木市)で仮放免の準備が整っても仮放免されないで収容が長期化していることを取り上げ、11月ごろから皆さまに署名をお願いしてきました。

 第1次集約分740筆は12月22日の一斉面会と申し入れの時に提出させていただきました。

 被収容者の間でも、何度も倒れたり、数種類の薬をずっと飲み続けなければならなくなったり、入管医や外部病院への診療がなかなか認められなかったりすることで、抗議デモを行なったことなどを聞き取り調査にて明らかになっています。

 今年になって数名の仮放免が認められましたが、まだまだ長期収容は続いています。

 今回の一斉面会でも、皆さまから寄せられた署名を提出させていただきます。
 また、2月21日の茨木市民集会とデモに参加していただき、収容の現状をぜひお聞きになってください。

 ・西日本入管センターに収容されている方の仮放免を求める署名にご協力を!


 ・2/21西日本入管センターの長期収容を許すな! 茨木市民集会

 ・12/22西日本入管一斉面会

 ・入管長期収容者仮放免申し入れ 難民支援の団体 (09/12/23毎日新聞)

 ・一斉面会後の記者会見資料 (2009年12月22日)


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皆さんは難民申請者が大阪府茨木市にある西日本入国管理センターに
収容されていることをご存知ですか?
現在、スリランカ人、ビルマ(ミャンマー)人などが収容されています。
日本は難民条約を批准しているにもかかわらず、難民を受け入れようとしていません。
明確な理由なく1年以上収容されている人もいます。
刑務所と同じような長期収容の中で、自殺未遂・人権侵害なども起こっています。
同じ人間として難民のことを一緒に考えてみませんか?
★カンパをお願いします。
活動に賛同してくださる方はぜひともカンパをお願いいたします。
郵便口座 店名:四三八 店番:438
口座番号:6677668
口座名義:RAFIQ

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