(在日難民との共生ネットワーク)
http://rafiq.jp/
mailto: rafiqtomodati@yahoo.co.jp
〒569-0078 高槻市大手町6-24 FAX: 072-684-0231



 


 

● ビルマ難民:在日ロヒンギャ難民支援

  ロヒンギャ難民の背景  日本国内のビルマ人の対応

★ 日本: ビルマのロヒンギャ庇護希望者の保護を (2009年10月29日 ヒューマン・ライツ・ウオッチ)

★ ミャンマー少数民族、母国「国民でない」…強制送還できず(読売新聞 2008年2月19日)

★ ロヒンギャ難民にバングラデシュが国籍付与の動き 日本での苦境は続く(日刊ベリタ 2008年1月8日)

★ 「ミャンマーに帰れば殺される」 宙に浮くロヒンギャ難民 日本在留求めた裁判闘争続く(日刊ベリタ 2007年12月23日)

★ ロヒンギャ難民の難民不認定処分取消裁判が始まりました(2007年12月21日)

★ 大村収容所のロヒンギャ難民仮放免、記者会見 (2007年8月30日)

★ 大村収容所のロヒンギャ難民面会報告 (主動:TRY 2007年7月17日)

 

● ビルマ難民:ロヒンギャ民族の背景

★ はじめに

2007年の「世界難民の日」シンポジウムの準備中に、大村収容所(長崎県大村市)にビルマ難民、それもロヒンギャという民族のビルマ難民が収容されている事実を知りました。

私たちは、学習会やワークショップなどを通じてビルマにたくさんの民族がいること、民主化運動は一つではないことなどを知っていましたし、ロヒンギャ民族が難民として日本に来ていることも知っていました(西日本入管に収容されていた人もいます)。

しかし、ビルマ国内でロヒンギャ族がどう扱われているかということをほとんど知りませんでした。「世界難民の日」シンポでは、ビルマ難民が多く収容されていることを踏まえて開催されました。大村のロヒンギャ難民の存在を知り、彼らも近いうちに仮放免→難民認定や在特獲得への運動を一緒にしようと国内のビルマ人に呼びかけました。
しかし、最初はこの呼びかけには反応が今一つだったように思います。
私たちは彼らに、「真の民主化とは?」と問いかけ、日本にいる間にその答えを見つけてほしいと要望しました。

★ ロヒンギャ民族の背景

ビルマとバングラデシュが接するビルマ・アラカン州に多く住んでいる、少数民族。
仏教国といえるビルマの中で、彼らはイスラム教徒である。中世の時代に商人として各地を渡り歩いたこの民族は、ビルマ・アラカン州とバングラデシュの国境付近に腰を落ち着けることになるが、両国ともこの民族を自国民として見ていないので、迫害を受ける対象になっている。

ビルマの迫害は、1978年、1982年、1992年と居住地域から追い出したり、強制労働に駆り出したりしている。その都度、20〜30万人の人たちがバングラデシュに難民として出ている。
しかし、バングラデシュも最貧国なので、受け入れる用意はなく、数万人が追い返される。

ビルマは、1982年ごろ、ロヒンギャ族のビルマ国籍を認めない方針を打ち出し、バングラデシュからの移民(違法移民だという)だから、取り締まっている。ビルマの国籍を持てない多くの人たちは無国籍状態であるらしい。
国民としての権利は認められず、公的教育も受けられていない。

参考web

 ・ミャンマー難民情勢(外務省:難民)

 ・バングラデシュのビルマ人―ロヒンギャ少数民族(Burmainfo:山村淳平氏)

 ・バングラデシュ: 深刻化するロヒンギャ族への迫害 MSF、当局に暴力の停止と保護を求める
   (2010年2月 国境なき医師団)

 ・バングラデシュ:再度の迫害で避難を余儀なくされるロヒンギャ難民(2009年7月 l国境なき医師団)

 ・バングラデシュ:容認しがたい虐待を受けるロヒンギャ難民(2009年6月 国境なき医師団)

 ・バングラデシュのロヒンギャ難民:二ヵ国の狭間に囚われた少数民族(2007年9月 国境なき医師団)

 ・バングラデシュで不当に扱われるビルマのロヒンギャ難民(2007年9月 ヒューマンライツウォッチ)

 ・バングラデシュのロヒンギャ難民:通訳へのインタビュー(2007年6月 国境なき医師団)

 ・バングラデシュのロヒンギャ難民:「ここには幸せはない」(2007年6月 国境なき医師団)


 ▲ページトップへ
 

● 日本国内のビルマ人の対応

★ 日本国内のビルマ人の対応

さて、日本に住むビルマ人の多くは仏教徒で民主化運動を進めている人達。その中でイスラム教徒であるロヒンギャの人たちもビルマ人と同じようにコミュニティを作って、日々の暮らし、ビルマの情勢から民主化へ運動をしているようです。
しかし、多くのビルマ人は、ロヒンギャの人たちを軍事政権と同様に、違法移民であるから、(自分たちと同じようには)見てほしくないといった様子です。

参考web

 ・雨降って、地は固まるか?(Burmainfo:田辺寿夫氏)

★ 真の民主化を目指して

「世界難民の日」シンポの準備の中で、私たちは何度もその辺を確認しました。
現実問題、ロヒンギャ民族が収容され、強制送還となった場合、送還先はどこになるのでしょうか。ほとんどの場合、ビルマとなるのではないかと予想されます。
その点では、ビルマ難民と一緒で、送還されると危険であることがうかがえます。

収容されている人の気持ちを大事に、人権を守り、行動していきたい私たちは、仮放免後、いや、難民認定後、あるいは在留資格を獲得後、彼らが自由に生活でき、自由に活動できることを、日本人、外国人の区別なく共生できる日常であることを最大の目的としているわけですから、「移民であるから」自分たちの仲間でない、とは言い切れないと思います。

現在の軍事政権が倒れても、今の状態であるならば、分裂はすぐに起き、軍事政権でないというだけで、非民主的な国家にならないとも限らない。まず、私たちは何のためにビルマの民主化を願い、応援しているか。
少しずつでも、ロヒンギャの今の待遇と改善し、交流し、多民族ともに団結しなければならないでしょう。道は険しいのだということを学んでほしいと、何度もお互いに確認しあいました。そして、「世界難民の日」シンポの集会は成功したと思います。
この日のシンポジウムはまだ序の口です。
私たちは、ビルマ人が他の民族ともに日本で一緒になって民主化運動を盛り上げてくれることを望みます。

大村収容所に収容されていたロヒンギャ難民は2007年8月末に仮放免され、それぞれ支援者やコミュニティのもとのところに行きました。


参考web

 ・2007「世界難民の日」web

 ・ロヒンギャ民族組織指導者へのインタビュー(Burmainfo)

 ▲ページトップへ
 
皆さんは難民申請者が大阪府茨木市にある西日本入国管理センターに
収容されていることをご存知ですか?
現在、スリランカ人、ビルマ(ミャンマー)人などが収容されています。
日本は難民条約を批准しているにもかかわらず、難民を受け入れようとしていません。
明確な理由なく1年以上収容されている人もいます。
刑務所と同じような長期収容の中で、自殺未遂・人権侵害なども起こっています。
同じ人間として難民のことを一緒に考えてみませんか?
★カンパをお願いします。
活動に賛同してくださる方はぜひともカンパをお願いいたします。
郵便口座 店名:四三八 店番:438
口座番号:6677668
口座名義:RAFIQ

すべてのコンテンツ(一部を除く)の著作権はRAFIQ及びその関係者に帰属します。