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● 翻訳データ:送還されたタミル人、スリランカ到着後「拷問に直面」 |
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★ 翻訳データ:
送還されたタミル人、スリランカ到着後「拷問に直面」
英国国境局、人権団体が虐待を指摘するにも関わらず
飛行便による強制送還を継続
出典:Guardian.co.uk(ガーディアン紙) 2011年12月15日
翻訳:RAFIQ翻訳チーム
送還されたタミル人、スリランカ到着後「拷問に直面」
英国国境局、人権団体が虐待を指摘するにも関わらず飛行便による強制送還を継続
スリランカのタミル人: 人権団体は、タミル人がスリランカの治安当局の手による虐待に直面していると訴えている。 写真: Joe Klamar/AFP/Getty Images
英国国境局の強制送還航空便でスリランカに向かっている最大50人の乗客は、帰還と同時に拷問されるおそれがあると人権団体は警告している。
この航空便は、木曜日の午後に出発する予定になっているが、離陸する空港はまだ開示されていない。このフライトは、スリランカの治安当局によって最近虐待が行われていることを示す新たな証拠が報告されているにもかかわらず、強行されようとしている。
6月以降イギリスの国境局は2回にわたりスリランカへの大規模な強制送還を行った。そのうち最近のものは、9月ルートン空港からが行われた。しかしこれに対し、アムネスティ・インタナショナルとヒューマン・ライツ・ウオッチなどの人権団体は、強制送還されたタミル人が恣意的な逮捕と虐待を受けるおそれがあると考えている。
拷問被害者に医療を提供しているロンドンに拠点を置くNGO、「フリーダム・フロム・トーチャー」は、スリランカで26年間にわたる内戦が終わってから2年以上至ったにもかかわらず、今年もまだスリランカの囚人が厳しい虐待に直面していることを示す証拠を収集したと報告している。
先月、国連拷問禁止委員会は、多くのNGOとスリランカ政府の提出資料の審査を踏まえ
「拷問およびその他の残酷、非人間的、品位を落としめる取扱の広範な使用が依然として続いているとする一貫した疑惑が存在することに主張に関して深刻な懸念を抱いている」と報告した。委員会は、スリランカを「人権侵害を訴追しない文化が支配している」現状に懸念を表明した。
最近、国境局自身の報告書にも言及されているケースであるが、「フリーダム・フロム・トーチャー」は、今年の春、ローハンと呼ばれるスリランカ国籍の人物が英国から帰還した後拷問されていることを示す記録を報告している。
「フリーダム・フロム・トーチャー」によると、英国の学生ビザを持っていたローハンは、病気の親類を訪問するために帰国した後、コロンボ空港で職員によって拘束され、3日間拘留され、その間殴られ衣服をはぎ取られ、熱した金属で皮膚を焼かれたと訴えた。
空港で、この32歳の男性にスリランカ捜査課の人間を名乗る2人の人物が近寄ってきて、彼を縛り上げてバンに投げ込み、目隠しをし、殴ったという。その後彼は秘密の場所に連れて行かれ、脅迫を受けながらタミルイーラム解放の虎(LTTE)とのつながりがないか尋問されたという。
「フリーダム・フロム・トーチャー」の声明文によれば、ローハンは、「私は痛めつけられ、熱した金属棒で焼かれた。 彼らは、私の衣服を剥ぎ取り、金属と木製の棒で私を殴った。激しい痛みと伴うものだった。その後私は、体に水ぶくれができ、顔や手、脚が脹れあがった」と述べたという。
拷問に関する彼の証言に説得力があったことから、その後彼は、英国で難民として認定された。
航空便を阻止する試みの一環として活動家グループ「タミルズ・アゲンスト・ジェノサイド」は今週、英国政府に対し、新たな拷問疑惑に照らして強制送還政策を見直す義務を怠ったとして高等裁判所に申し立てを行った。
本紙『ガーディアン』紙は、乗客のひとりに結核患者がいることを認めた診察記録を確認した。この場合、長時間のフライトのあいだに他の乗客が感染する懸念がある。
英国国境局は、難民申請について決定を下している職員に対し、NGOが真剣な関心を強制送還されるタミル人に深刻な懸念を抱いていることを伝えた。しかし、国境局は、拘留しているタミル人たちが、後で難民申請をするために自分で体に傷を付けているのだというスリランカ人の諜報機関の幹部職員の言葉を紹介した報告書も回覧させている。
英国国境局は、「われわれは、国際的保護が必要ないと判断した者しか強制送還していない」を述べ、すべてのタミル人難民申請者が保護を必要としているわけではないという欧州人権裁判所による判決を引用している。
9月の2回目の集団強制退去便の直前、内務省は、スリランカに強制送還した人々が問題なく暮らしていることをモニタリングによって確認していると主張していたが、その後モニタリングしていなかったことを認めた。
スリランカ政府は、依然拷問が行われているとの疑惑について、「事実無根」と述べ、人権擁護団体の懸念についてのマスコミの報道を「悪意にもとづくもの」と批判した。
「フリーダム・フロム・トーチャー」のキース・ベスト代表は、「英国国境局が難民認定官向けに発行した最新の出身国情報通知は、本当に重要な一歩である」と述べた。
「この証拠はLTTEに実際に関係があった、ありは関係があると疑われた者に対して依然として拷問のリスクが存在していることを示しているにもにもかかわらず、英国政府は、帰還後の十分なモニタリングを行わないまま、不認定となった難民申請者を含めたスリランカ人を飛行機に積み込んで再び送り返そうとしている」。
原文(Deported Tamils 'face torture' on return to Sri Lanka)はこちら pdfファイル
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